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株式会社湊

湊のミッションは、
「自然と共生し、自分たちの手で豊かな暮らしを創造する」こと。
私たちが大切にしているのは、「自分たちの手で」という言葉です。
それは、誰かに与えられるのを待つのではなく、
また、善意やボランティアだけに頼るのでもなく、
営利事業を通して、自分たちで暮らしを成立させていくという意思を意味しています。
震災後の現場で、瓦を片付け、家屋を整え、人を受け入れていく中で、私たちは実感しました。
ボランティアは大きな力になる。けれど、それだけでは暮らしは続いていかない。
必要なのは、継続的に人とお金が巡る仕組みです。
だからこそ私たちは、
必要なときに、必要な場所へ、必要なだけのお金を投じながら、暮らしをつくっていく主体でありたいと考えています。
宿泊、体験、交流といった事業を通じて収益を生み、
その収益を地域の現場へと還元していく。
その循環を自分たちの手で回し続けることこそが、
自然と共にある暮らしを100年先へつなぐための、現実的で持続可能な方法だと考えています。
株式会社湊は、その実践を担うための存在です。

営利事業を通して、自分たちの手で豊かな暮らしをつくる実践主体が株式会社湊であるとするならば、
一般社団法人湊は、復興期だからこそ得られる助成金や補助金を活用し、地域の未来につながる取り組みを支える主体として運営しています。

私たちが現場で感じているのは、
「本当に必要なことほど、すぐには収益にならない」という現実です。

海を再生すること。
暮らしの基盤を整えること。
次の担い手を育てること。

どれも欠かせない取り組みですが、収益化までには時間がかかります。

だからこそ一般社団法人湊では、
そうした取り組みの“はじまりの部分”を支え、社会実装へとつなげていきます。

例えば、海底隆起によって船出が難しくなった黒島漁港においては、
「黒島の船を、黒島の海に」というスローガンのもと、再び船を出す取り組みを進めています。

また、藻場が失われ、ウニの増殖が進む黒島沿岸においては、
ウニの駆除と藻場の再生を通じて、海の生態系そのものを回復させていく取り組みも行っています。

一般社団法人湊は、
すぐに利益にはならないけれど、確実に未来につながる取り組みを支え、
それを次の段階へと押し出していく役割を担っています。

一般社団法人は“種をまく役割”、株式会社は“育てて循環させる役割”を担っています。

一般社団法人湊

私たちの歩み

私たちの原点は、2024年1月の能登半島地震発災から10日後に立ち上がった「黒島復興応援隊」にあります。

砕け散った瓦の片付け、傾いたブロック塀の解体・撤去、被災した家屋からの災害ごみ搬出、地域のニーズ把握、ボランティアの受け入れとマッチング。

目の前の困りごとに向き合いながら、地域の内外に少しずつつながりが生まれていきました。

 

けれど、活動を続ける中で見えてきたのは、“ボランティア×復旧”の仕組みだけでは黒島の未来は守れない、という現実でした。
災害復旧の活動だけでなく、海と共にある暮らしそのものをどうつなぎ直すか。
外から来た人が一過性で終わらず、関わり続けられる仕組みをどうつくるか。
その問いに向き合う中で、2024年5月に株式会社湊を、11月に一般社団法人湊を設立しました。

緊急支援から、持続可能な地域づくりへ。
「誰かが助ける復興」ではなく、地域の「中の人」と「外の人」が一緒に未来をつくる復興へ。
それが、私たち湊の歩みです。

湊に込めた想い

「湊」という名前には、人やモノが行き交い、新しい航路をひらき、船が帰る故郷という意味を込めています。

黒島は、かつて北前船で栄えた町です。

多くの船が行き交い、人の往来が文化を育み、海とともにある豊かな暮らしが営まれてきました。

震災によって町は大きな被害を受けましたが、それでも私たちは、この土地にある可能性まで失われたとは思っていません。

失ったものは、たしかに大きい。
けれど同時に、あらためて見えてきたものもあります。
人のつながりの力。
自分たちの手で暮らしをつくる感覚。
海と山に囲まれ美しい町並みを誇る黒島という土地の、代えがたい魅力。

私たちが目指しているのは、観光地をつくることではありません。
ここを、海と共にある暮らしを学び、実践し、分かち合える“湊”にしていくことです。
住んでいる人も、離れて暮らす人も、旅人も、学生も、企業も。
それぞれが関わりしろを持ちながら、この土地の未来をともにつくっていける。
そんな場を、黒島から形にしていきます。 

​湊のメンバー

湊には、黒島で暮らし、現場に立ちながら動くメンバーと、外部から継続的に関わる仲間たちがいます。

年齢も経歴もさまざまですが、共通しているのは、
「自然と共生し、自分たちの手で豊かな暮らしを創造したい」という想いです。

宿を運営する人。
海の再生に向き合う人。
地域の人の声を聞き、外との橋渡しをする人。

湊は、誰か一人の力で成り立つものではありません。
地域の中にある知恵と、地域の外から持ち寄られる力が重なり合うことで、少しずつ前へ進んでいます。

湊の未来を共に描く、多様な関わり方のメニューをご用意しています。

方法についてはこちらをご確認ください。

minato

〒927-2165
石川県輪島市門前町黒島町ロの67

TEL 070-8487-5363

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